美濃焼アクセサリーの魅力と選び方

美濃焼の釉薬と色の選び方

美濃焼(みのやき)の魅力を語るうえで欠かせないのが釉薬(ゆうやく)です。
釉薬は陶器の表面を覆うガラス質の層で、色や質感、模様を生み出します。
この記事では、美濃焼の代表的な釉薬とその色の特徴、そして美濃焼アクセサリーを選ぶ際の色選びのポイントを、職人目線で詳しく解説します。

釉薬とは何か

釉薬は、陶磁器の表面を覆うガラス質のコーティングで、見た目の美しさだけでなく耐久性や防水性も高めます。
成分や焼成温度によって発色や質感が変わり、同じ釉薬でも窯の中での位置や焼き方によって仕上がりが異なります。

美濃焼で使われる代表的な釉薬と色の特徴

1. 志野釉(しのゆう)

長石を主成分とし、白くやわらかい質感が特徴。鉄絵との組み合わせで素朴な模様を描くことも多いです。
アクセサリーでは、清楚で上品な印象を与えます。

2. 織部釉(おりべゆう)

銅を含む釉薬で、鮮やかな緑色から深緑まで幅広い発色を見せます。
和装や和モダンな洋装に合わせると、個性的で存在感のあるアクセントになります。

3. 黄瀬戸釉(きせとゆう)

鉄分を含む釉薬を酸化焼成することで温かみのある黄色を発色。
肌なじみが良く、ナチュラルな印象を持たせます。

4. 瀬戸黒釉(せとぐろゆう)

黒釉を高温で焼き上げることで生まれる漆黒の色合い。
モノトーンコーデやフォーマルシーンに最適です。

5. 鉄釉(てつゆう)

鉄分を多く含み、黒や茶色、赤褐色など多彩な色を生みます。
温かみと渋みを兼ね備えた表情が特徴です。

6. 灰釉(はいゆう)

木灰や草木灰を使った自然釉。窯変による流れ模様が自然な美しさを演出します。

色の選び方|シーンと印象で決める

フォーマルシーン

結婚式や式典などでは、白磁や瀬戸黒など落ち着いた色合いがおすすめ。
コーディネート例でも紹介していますが、モノトーンに合わせると上品にまとまります。

カジュアルシーン

普段使いなら、藍色や黄瀬戸など温かみのある色が服に合わせやすく、使いやすいです。

季節感を取り入れる

  • 春:志野釉の白や淡い黄瀬戸
  • 夏:藍色や織部の緑
  • 秋:赤釉や鉄釉の茶
  • 冬:瀬戸黒や深緑

釉薬による印象の違い

同じ形でも釉薬が変わるだけで印象が大きく変わります。
例えば、世界に一つだけの美濃焼アクセサリーの記事でも紹介したように、白磁は清楚、織部は個性派、黄瀬戸はナチュラル派向けといった具合です。

まとめ

釉薬と色は、美濃焼アクセサリーの印象を決める大切な要素です。
選び方のポイントを押さえつつ、種類と釉薬の違いを理解すれば、より自分らしい一点に出会えるはずです。

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